SOCORE FACTORY そこはお茶の間-Live streaming
2015/08/13(Thu)

SOCORE FACTORYpresents SOLITUDE REACH FOR THE SKY RELEASE PARTY

Act:
【LIVE】
SOLITUDE
ROSENFELD
RAGING FURY
LOVE IS DEAD
CYBERNE

Open:18:00 / Start:18:30 / Adv:¥2,500 (D別) / Door:¥3,000 (D別)

eplus
2015年7月11日発売


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    Solitude_rfts_cover
    Track List:
    01. Venom’s Angel
    02. Blow
    03. Reach For The Sky
    04. Don’t Need Mercy
    05. Escape For The Crime
    06. You Got My Mind
    07. On The Edge Of Sorrow
    08. December

    Produced by Akira Sugiuchi & Fuyuhiko Inui
    Mixed by Magnus “Mankan” Sedenberg (Bullet, Crucified Barbara, etc.)
    Mastered by Magnus “Maxe” Axelsson (Bullet, etc.)
    Artwork by Velio Josto (Warlord, Medieval Steel, Ostrogoth, Ultra-Violence, Iron Kobra, etc.)

    solitudeアー写

    自らのヘヴィ・メタルを追求する孤高のバンド、SOLITUDEの結成は1996年に遡る。1985年の結成から1992年の解散まで日本のスラッシュ/アンダーグラウンド・シーンを牽引し、SODOMやNUCLEAR ASSAULTらと共演を果たしただけでなく、後進のバンドにも多大な影響を残したSACRIFICEの創設メンバーで、メイン・コンポーザーでもあった杉内 哲と、1989年頃から同バンドに加入して2枚のアルバムに参加した西田 亨の2人が、小谷野靖男と中森浩樹(共にex-RIP RIDE)に出会うことで誕生した。未だ名も無きバンドはその後3年もの間リハーサルを続け、曲を作りバンドの方向性を固めていく。そのサウンドは、様々な音楽から影響を受けてきたことを裏付けるように、ヘヴィ・メタルを基盤としながらもその上に多彩なテイストが散りばめられており、多様な音楽の輸入国・日本だからこそできるオリジナリティ溢れるスタイルを築き上げている。中でも70年代ハード・ロックやプログレシッヴ・ロック、そしてNWOBHMの影響は大きい。

    1998年、幾つかの候補の中からバンド名をSOLITUDEに正式決定する。そして1999年3月、遂に初ライヴを行う。ステージは1時間にも及び、その模様は「新たなるヘヴィ・メタルの守護神の誕生」「ヘヴィ・メタルへの回答」「ショッキングな程のライヴ・ステージ」などとファンジンやインターネットで絶賛された。同年9月、ギタリストが井田真悟 (ex-BARTOLOMMEO)に交代。井田が持つ独特の泣きのフレーズとメロディは、バンドのサウンドに新しい血と息吹を注ぐことになる。11月には、バンドの代表曲とも言える”Virtual Image”と、メンバーが敬愛するSAXONに捧げた”Eagle Fly”の2曲をレコーディング。この音源は「SOLITUDE Demo ’99」として、各方面へのプロモーションに使用された。

    2000年7月、ライヴ活動と並行してアルバムの制作を開始。その一方で8月には『HEAVY LINK』という一大イベントを立ち上げ、UNITED, RITUAL CARNAGEなどと共演、大きな話題を呼んだ。よりクオリティの高い作品を目指した結果、レコーディングは12月までにも及び、デモから更にパワーアップした”Virtual Image” “Eagle Fly”の2曲に加え、ライヴで最高の盛り上がりを見せる”You Wish”など、全6曲が収録された。そして2001年9月、遂に念願のファースト・アルバム「Virtual Image」がSPIRITUAL BEASTの第一弾としてリリースされた。このアルバムは日本だけでなく、アメリカやヨーロッパ全土のアンダーグラウンドのファンジンやウェブジン、またドイツの『Heavy Order Was!?』などの専門誌でも非常に高い評価を受け、インタビューの申し込みが殺到。特にドイツでは、『Heavy Order Was!?』のサンプラーCD「Metal Crusade」に”Virtual Image”が収録されたこともあり、大きな反響を得た。

    アルバムのリリースを前にドラマーの小谷野が脱退したため、元CASBAHの小林 卓をサポートに迎えて国内でのライヴ活動を再開。OUTRAGEやRAGING FURYから、DEFILEDやSIGH, METALUCIFERにいたるまで、様々なバンドを迎え撃ちながら自らのスタイルを貫いていく。その後、正式メンバーとして元GUARDIAN’S NAILのドラマーで、現在は自らのバンド、SEVENTH SONを率いる正田 泰を迎えると、2003年7月、ドイツはハンブルグ郊外で開催された『Headbangers Open Air』に出演。BLITZKRIEG, TRESSPASS, KILLER (Bel)といったベテランから、STORMWARRIOR, CRYONIC TEMPLE, DOOMSWORDといった若手まで、様々な海外の強豪バンドとの共演を果たす。そのパフォーマンスは、『Rock Hard』誌をはじめとする現地メディアから「SOLITUDEはまさに今回のイベントのハイライトだ」との称賛を受けるほどで、終演後もしばらくSOLITUDEコールが鳴り止まなかったという事実がそれを裏付けている。

    2004年に入りニュー・アルバムの準備を開始したバンドは、まずドイツの『Remedy Records』が企画したSAXONのトリビュート・アルバム「Eagleution – A Tribute To Saxon」に”Rainbow Theme”〜”Frozen Rainbow”を提供。オリジナルに敬意を払いつつも、アグレッシヴなヴォーカルと泣きのギターが強調されたこのカヴァーが、新ラインナップのお披露目となった。

    その後、2005年には韓国第四の都市、テグで開催された『Duryu Rock Festival』に日本のJURASSIC JADE、ブラジルのMINDFLOWらと共に出演した他、初の札幌遠征も果たすなど、本数を絞ったライヴ活動を行いながらニュー・アルバムのレコーディングを進めていくが、クオリティに妥協しない彼らの姿勢の上にメンバーの個人的な事情も重なって、作業には予想以上の時間がかかることとなった。ようやくレコーディングも完了し、あとは最終的なミックスを残すばかりとなった2008年末、約5年間にわたってドラマーを努めてきた正田が脱退。残された3人は2009年2月、元ANTHEMのドラマー、大内 “MAD” 貴雅を迎え、「SOLITUDE with Mad大内」としてNWOBHMのカヴァー・イベント『Denim And Leather』に出演。これをきっかけとして、大内は後にSOLITUDEに正式メンバーとして加入することとなった。

    そして2009年12月、衝撃のデビュー・アルバムから約8年の時を経て、まさに待望と言うべきニュー・アルバム「Brave The Storm」がリリースされる。プロデュースは前作同様、井田の元バンドメイトでもあり、その後エンジニア/プロデューサーとしてBUCK-TICKやChara、天野月子やMAVERICKにいたるまで、様々なジャンルの作品に携わってきた乾 冬比古が担当。マスタリングは、THE AGONISTの他、MASTODONなどの作品を手掛けたアラン・ドゥーシェズの手により、NYの『West West Side Music』で行われた。

    年が明けて2010年4月、バンドはアルバムのリリースを記念して東名阪をツアー、東京公演は初のワンマン公演となった。夏にも再度東名阪と金沢をサーキットすると、11月にはレーベルメイトのMAVERICKと共に北海道をツアー、翌年1月にはNWOTHMと呼ばれるシーンを牽引するスウェーデンの新星、ENFORCERと共に日韓ツアーを行った。(日本公演には同じくスウェーデンのMEAN STREAKも同行した) 2011年9月には、ドイツ『Fastball Music』より「Brave The Storm」がヨーロッパでもリリースになり、バンドはそれを記念して九州遠征を含む国内ツアーを行った。翌2012年7月には、レーベルメイトでもあるカナダの若手NWOTHMバンド、SKULL FISTの来日公演に、アメリカのWIDOWと共に参戦する。同年末には国内の精鋭バンドを集めた主催イベント『Beasts Of War』も開催、同イベントは翌年に入っても継続して行われた。2013年には長年の盟友RAGING FURYの約21年振りとなるセカンド・アルバムのレコ発ツアーに同行した他、SPIRITUAL BEAST主催の『JAPANESE ASSAULT FEST 13』(GIRLSCHOOL, VEKTOR, FASTKILL, AIR RAID etc)に出演するなど、新曲を披露しつつ精力的な活動を展開した。

    そして2014年4月末、遂に待望のニュー・アルバムのレコーディングを開始する。御殿場にある閉鎖された映画館に機材を持ち込んで作業は行われたが、その良好なアンビエンスと都心ではあり得ないほどの大音量で演奏できる環境は、後に正式なスタジオ『Tapestry Recording Studio』へと改装されることとなった。福島や広島等、単発で遠征を行いながら作業は続き、楽器隊のレコーディングは6月初頭には終了。7月より都内にて歌録りが開始されたが、この時点ではまだメロディも歌詞も出来上っていない楽曲が大半を占めていた。また、同年11月には、2年連続となる『JAPANESE ASSAULT FEST 14』(SATAN, HEAVY TIGER, MIDNIGHT MALICE, ETERNAL ELYSIUM etc)に出演した。

    2015年に入り歌録りも完了、4月からは、BULLETやCRUCIFIED BARBARAなどの作品を手掛けたマグナス “マンカン” セーデンベリの手により、スウェーデンにてミックス作業が行われた。マスタリングを手掛けたのは、同じくBULLETやCRUCIFIED BARBARAなどの作品を手掛けてきたマグナス “マクセ” アクセルソンだ。WARLORDやMEDIEVAL STEEL, OSTROGOTH, ULTRA-VIOLENCE, IRON KOBRAなどの作品で知られるイタリア人デザイナー、ヴェリオ・ヨストがアートワークを担当、サウンドからデザインに至るまで今まで以上に海外を視野に入れたこの待望のサード・アルバム「Reach For The Sky」は、2015年6月、SPIRITUAL BEASTよりリリースされる。メンバー自ら「今までの作品よりもファストでキャッチー、そしてオールドスクール」と語る、新旧のファン層に幅広くアピールするであろうこのアルバムを引っ提げ、バンドは8月の名古屋公演を皮切りに結成以来初となる大規模な全国ツアーを行う予定となっている。